静岡県の御神木
伊古奈比咩命神社(白浜神社)(枯れた御神木 イブキ)
伊古奈比咩命神社のイブキ樹林の中でも最も古い木として、御神木となっています。巻きついている髭の様な物は、藤の蔓です。この御神木の特徴は完全に枯れているということです。枯れた木が御神木と言うと驚かれるかもしれませんが、この木が枯れてから現在まで1300年経っています。これは学習院大学教授木越邦彦先生による放射性炭素の年代測定の科学的測定結果であって、正確には1230年誤差90年と言う結果でした。この事から枯れるまでの樹齢を1000年と仮定すると、合計で2300年となり、神社の御鎮座年代2400年とほぼ同じと成ります。
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