静岡県の神社
冨士浅間神社
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地図
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御祭神 | 木花開耶姫命 大己貴命 彦火火出見命 |
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御神徳 | 古事記『天孫降臨」には天孫ににぎにぎの尊が高天原より降り立ち笠沙岬でこの見目麗しい姫と出会い妻とした。しかし、一夜の懐妊で夫にぎにぎの尊が疑いを抱いたので姫は戸のない産屋をつくりこもった。その小屋を土で塗りふさいで火を放つと火中で火照命・火須勢理命・彦火火出見命の三子を無事出産された。このことから御祭神が安産・子育ての守護神として信仰があつい。 |
御由緒 | 平安時代の初め桓武天皇の延暦21年(802)年、富士山の東脚が噴火した。雷鳴地震がいつまでも止まず、雷鳴地震がいつまでも止まず、里人は恐れおののき憂慮した。時の国司・郡司(地方官)は人々の憂いを心配し、鎮火の祈願を行うためこの富士山東面須走に地(現在の社地字日向)にて祭事を行った。すると翌年4月初さるに日に噴火が収まった。そして、平城天皇の大同2(807)年、その鎮火の跡地に神を祭った。以来、4月初さるの日を以って祭日と定めた。この創建より平成19年を以って御鎮座千二百年という慶事を迎え式年大祭が斎行された。 |