静岡県の神社
稲荷神社
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地図
JR御殿場線下土狩駅下車徒歩5分 |
御祭神 | 宇賀御魂神 (うかのみたまのかみ)別名豊宇気毘売神とも申し上げ、伊勢の皇大神宮外宮のご祭神と同一でもあります。保食神、御食津神、大宜津比売神とも申し上げます。 相殿には大田命(おおたのみこと)、大宮女神(おおみやのめのかみ)をお祀りしております。 |
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御神徳 | 福富円満・商売繁盛・家内安全・社運隆昌の御神徳を有しております。 |
御由緒 | 当社は古くからこの下土狩に鎮座しております。一説には寛永元年(一六二四)の勧請ともいわれています。 江戸時代には、幕府より除地二石余を給せられ、明治八年には村社に列せられました。 古くは境内にて、血を見なければ治まらないといわれた競馬が行われたこともあり、近郷近在より善男善女による家内安全・商売繁盛の御祈願多く崇敬者の範囲は下土狩にとどまりません。今は毎年百人以上の稚児がでて、総勢五百人にものぼる神輿渡御が行われています。 御神域には割狐岩(わりこいわ)があり、その奥に御本殿が鎮まっております。この割狐岩には、むかし老狐が住みつき夜ともなると出没したとも言伝えられております。また老狐が飛び出したためであるとの言伝えもあります。一万年前の富士山噴火による溶岩流の、貴重な資料となっております。この溶岩割れ目の参道には、篤志家の奉納による朱鳥居が八〇基以上並び偉容を誇っています。 |
御祭典 |
元旦祭 1月1日神社役員・氏子総代の皆様の参列をいただき執り行われます。祝詞奏上の後、鮎壺太鼓の奉納、福餅撒きが行われます。祈年祭 2月11日祈年祭は、「農作物の豊かな実りと、商工業が盛んになりますように」と神様のお恵みをお祈りするお祭りです。例大祭 春分の日前日には本社より下土狩連合区役場2階広間の御旅所に神輿が渡御、「宵宮祭」を斎行し一晩中お籠もりが行われます。当日例祭神事終了後当番町まで、御輿渡御・稚児行列が行われます。当番は7年毎で神さまは15町内を7年掛けて路地裏までくまなくご覧になります。行列の総勢は500人ほどになります。また境内は70本からの露店が立ち並び終日参詣人や子どもたちでにぎわいます。新嘗祭 11月23日本年1年の農作物の稔りや商工業を始めとした全ての産業の安泰を感謝する祭り。併せて伊勢神宮と氏神さまのお神札とを氏子中に配布する「大麻・暦頒布始祭」も斎行されます。
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