御祭神 |
小國神社(おくにじんじゃ)のご祭神は「大己貴命」(おおなむちのみこと)です。 |
御神徳 |
大己貴命は大国主命のことであり、一般には「大国様」と呼ばれ親しまれ、天下泰平、国造りの守護神(まもりがみ)として仰がれ、開運福徳・縁結びの神様とも敬われています。 |
御由緒 |
当神社は遠江国一宮として遠州地方第一の神社で、許当麻知神社(ことまち=願い事を待つ)・事任神社(ことのまま=願い事のままに)とも伝えられ、御霊顕(ごれいけん)あらたかな社(やしろ)です。境内には、樹齢800年以上の神代杉が参道に並び、格式ゆかしい太古の社が静寂な緑に映え、厳としてたたずみ、また、古代の森ともいわれる境内には、春の千本桜、初夏の花菖蒲、秋の紅葉、そして冬には山茶花に梅と、四季折々の花が咲き競い、参拝される方々の心を清純な姿に導いてくれます。 |
御祭典 |
田遊祭 1月3日
創始は鎌倉時代といわれ、五穀豊穣・家畜安全を祈願する十二段の予祝神事が行われます。
昭和53年4月15日、静岡県無形文化財に指定されています。
節分祭 2月3日
古来より伝わる追儺式による鬼追い、宝槌振り、豆撒き神事を年男年女役の百余名の奉仕者が開運厄除を祈願して執り行います。
祈年祭 2月18日
年の豊穣と諸産業の繁栄を祈願する祭典が、大祭式にて斎行されます。
例祭 4月18日
御神霊が本宮峯(本宮山)に鎮斎された日であるとともに、勅使が参向し十二段の舞楽を奉奏された由緒深い日に例祭は斎行されます。この舞楽は国より重要無形民俗文化財に指定されており、18日に一番近い土曜日・日曜日に奉奏されます。また、日曜日には神興渡御の神幸祭があります。
新嘗祭 11月23日
収穫と繁栄に感謝する祭典で、2月の祈年祭とは対をなします。当日は近隣の農家で収穫された米・野菜類等の品評会、即売会もあり、紅葉の見頃でもあります。
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