東日本大震災復興支援 宮城県石巻市

 静岡県神道青年会では、平成23年11月6日〜8日に支援活動を行う。
 詳細は下記の通り。

平成23年11月6日

 20時〜23時
 各自指定された場所よりバスに乗車し、現地へ向かう。

平成23年11月7日

 9時     現地到着。
 9時30分  拝弊神社にて清掃奉仕活動
 11時30分 一皇神社にて清掃活動
 12時    昼食
 12時30分 同宮横零羊崎神社一の鳥居周辺にて清掃活動
 14時    鹿島御児神社自由参拝
 16時    松島宿泊施設到着
  
  
 

平成23年11月8日

 8時     宿泊施設出発 石巻港周辺バスにて視察
 9時     東松島市白髭神社視察
 11時    松島ドライブイン出発・移動  
 21時30分〜0時 県内各地にて解散
  
    

総括

 震災より8ヶ月が過ぎ、石巻市内は被災前の街並みになりつつある。しかし沿岸部では、まだまだ復興がなされてないのが現状である。散乱した道路のガレキ・津波で流された車等は一カ所に集められてはいるが、それをどう処理していくかは今後の課題である。被災地以外の市区町村に瓦礫の処分を依頼しているが、報道を見てもわかるように処分を断る等、難色を示しているのが現状である。
今回、被災地神社にて清掃活動を行い、神社の復興は最後にまわされることを思い知らされた。流された拝殿は木で止まったままであり、屋根の瓦は崩れたまま、石碑も倒壊し、鳥居も笠木と額束が津波で持ち上がり落ち、そのままの状態である。今後、中長期的に復興活動を継続する必要があることを改めて感じた。
実際に現地に赴き、自分の目で見ることが一番の経験であり、地元の氏子さんに伝えていくことも青年神職の役目であると実感した。